お知らせ

泉中央南復興公営住宅へ

2015.6.4

上谷刈3お天気はよいものの風の強い一日、くるくると表情を変える青空を見上げながら、仙台市泉区で唯一の復興公営住宅である泉中央南復興公営住宅へ伺いました。

今回は仙台市泉区まちづくり推進課からの依頼で、4月に入居が始まり新居に落ち着いたばか泉中央10りのみなさんへ、顔合わせのお茶会を兼ねた復興コンサートをお願いしたい、とのことでした。会場には泉中央南復興公営住宅入居者支援連絡会に参加する、泉区社会福祉協議会、地域の保育園・学校、泉青年会議所の方など多くの支援者の方もいらっしゃり、住民のみなさんと一緒にコンサートを楽しみました。出演は、ヴァイオリン二重奏「Two Spring Strings」のお二人。ヴァイオリン奏者の叶千春さんと門脇和泉さんです。住民の方も25名ほどの方にお出かけいただき、支援者25名と併せて用意した客席のほとんどが埋まる盛況ぶりです。

泉中央1コンサートは、モーツァルト「トルコ行進曲」から始まりました。リハーサルで非常によく響いて泉中央9いた部屋は、多くのお客様が座られて少し響きも落ち着いたようです。マイクを使わずとも、思いの外大きな音量の出るヴァイオリンの音量と、お二人の音色の美しさに皆さん始めは驚かれたかもしれませんね。「今日ははじめましての方もたくさんいらっしゃると伺いましたので、ご挨拶の曲を…」と叶さんが演奏されたのはエルガー「愛のあいさつ」。その後は楽器の紹介などを挟み、クラシックをもう1曲。つづく「夕焼け小焼け」ではプログラムに歌詞を印刷しみなさんと一緒に歌いましたが、歌詞を見ずに歌われる方も多くいらっしゃいました。「おててつないで みなかえろう」の歌詞に、震災から4年3か月が過ぎ、新しい家にようやく落ち着かれた皆さん。思い起された“家”は人それぞれだったことでしょう。泉中央4

泉中央8プログラムの終盤では門脇和泉さんの司会による「格付けチェック!高価な弓はどっち?!」コーナーが出現。楽器ではなく、1万円、5万円、150万円の弓(!)を、同じ奏者が同じ楽器で弾き比べ、一番高い弓はどの音の時だったかを当てるのですが、これが案外難しい…正直全くわかりません。そして会場のみなさんも、見事に票が割れました。もちろん、クイズだけでなく、「どんな違いによって高価なもの、そうでないものに分かれているのか?」「いい弓というのはどんな弓のこと?」など興味深いお話しもたくさん聞かせていただきました。

泉中央3最後はアンコールに「見上げてごらん夜の星を」をしっとりと。中には耳を傾けながら、涙されていた方もいらしたようです。短い時間でしたが、ひととき楽しんでいただけましたら心から嬉しく思います。その後、会場では机を囲んで、住民の方と支援者連絡会のみなさんのお茶会が開かれました。あちこちから大きな笑い声がおこり、なんとも和やかな会の様子。またおお会いしましょう!とご挨拶をして会場を後にしました。