ジャスミン・トリオ「そよ風コンサート」2カ所目は、3度目の訪問となる五右衛門ヶ原運動場住宅へ。こちらは気仙沼市内最大規模の170世帯が暮らす仮設で、一番最後にできた仮設でもあります。そのためにお住まいのみなさんは、気仙沼のあちらこちら色々なところからいらっしゃっています。この日見学にいらした鹿折中学校の先生も、ここの仮設住宅から鹿折中に通っている教え子がいるとのこと。地図で見る分には相当な距離があるように思え、驚きました。

出演はジャスミン・トリオ。クラリネット菊池澄枝さん、フルート櫻井希さん、ピアノ鷲尾恵利子さんの3人です。女性3人というのは、実はこちらに伺うのは初めてのこと。華やかなドレス姿に一瞬にして、その場の雰囲気が変わりました。

ピアノは電子ピアノをムラカミサポート村上さんからお借りしました。ピアノの鷲尾恵利子さんは、独奏でショパンの「ノクターンop.9-2」を演奏。演奏の前に「浅田真央さんのショートプログラムの曲にも使われました」とお話しがあったのですが、曲が終わるとすぐに、一列目の方が「真央ちゃんが滑る様子が目に浮かんでくるようだったわ！」と思わず口にされて、周りのみなさんも「本当にそうねぇ」と頷かれていました。

最後はみんなで「いつでも夢を」を歌いました。この歌はとても明るい気持ちにさせてくれて、いい歌ですね。みなさんいい声！いい表情！今日は終演後、記念にいつもお世話になっている地元のコーディネーターの村上さんと、1日目の公演を無事に終えた三姉妹のような音楽家たちと一緒に写真を撮りました。村上さん、明日もよろしくお願いします！