お知らせ
【文化庁派遣事業】小松島支援学校へ
- 2016.2.2
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音楽の力による復興センター・東北は、
平成27年度文化庁芸術家派遣事業〔東日本大震災復興支援対応〕の
音楽プログラムをコーディネートしています。今朝は仙台市青葉区にある宮城県立小松島支援学校へうかがいました。出演は杜の弦楽四重奏団のみなさん(ヴァイオリン叶千春さん&門脇和泉さん、ヴィオラ齋藤恭太さん、チェロ塚野淳一さん)です。
ここは出来て2年めの学校で、会場の体育館はぴかぴかの新品です。高等部の生徒およそ100名が集まりました。
演奏が始まると楽器を弾く真似や指揮の真似をする生徒の姿があちこちにありました。曲が終わると「おお~、すごいなあ」という声が聞えました。演奏家が何か質問すると、生徒さんたちは「はい!」「はい!」と積極的に手を挙げて答えます。「ヴァイオリンの弦は何でできているでしょうか?」との質問に「ひつじの腸です」と明確に回答する生徒がいて拍手が沸きました。曲名を当てるクイズもとても盛り上がりました。最後に、生徒代表から演奏家へ手づくりの綺麗なストラップが贈られました。