お知らせ

泉中央南「歌声サロン」_4月

2016.4.19

2015年10月から「歌声サロン」を始めました。                                    復興センターでは音楽家をコーディネートし、                                        泉区まちづくり推進課と仙台白百合女子大学と協働して、                           このサロンを運営しています。

青空に白い雲がながれゆく昼下がり、本日の歌声サロンには25名の参加者が集まりました。DSC_0754
会場設営をしてくださる町内会役員の方が「これよかったら食べてみて」とお煮付けをたっぷり盛りつけた鉢を持ってきました。
嬉しいですねえ。熱々で、いろんな具材が入っていて、とても美味しかったです。文字通りあたたかいお心遣いをどうもありがとうございます!!
DSC_0771音楽リーダーはいつものようにメゾソプラノ後藤優子さんとピアノ田村聡子さんです。例年にない暖かさでソメイヨシノは早々と散ってしまいましたが、今日のお二人は桜色のコーディネートで登場、さらに譜面台やキーボードにも桜の花の飾りつけをして会場はなおも春満開な雰囲気です。毎回何かと工夫していただいて有り難いことです。

DSC_0761まずはウォーミングアップに体操と発声練習をします。肩甲骨を動かすと体がぽかぽかしてきて血液の循環がよくなったことがわかります。胸を開いて呼吸すると気持ちも清々しくなりますね。顔の表情筋を大きく動かす口のトレーニングではつい笑ってしまうので、自然と楽しい気持ちにもなってきます。
さて、体がほぐれたところで『朧月夜』を歌います。最初に歌詞をみんなで朗読しました。文語体の詩は何か心をしんと落ち着かせるところがありますね。みなさんの心に思い思いの風景が広がっていたのではないでしょうか。子供の頃から歌いなれている曲ですから、みなさんの声もよく出ている様子で、後藤さんが「わあ、上手ですねえ」とほめていました。
DSC_0764続いては、春のうららの~♪の『花』です。参加者が主旋律を歌うところに、後藤さんと田村さんが低音部を歌ってハーモニーを作りました。みんなの歌声が大きなうねりを生んで、滔滔と流れる大きな川のような力強さが感じられました。最後のフェルマータもみんなでたっぷりと歌いあげて堪能しました。
『青い山脈』は参加者からのリクエスト曲です。「あら~懐かしいねえ」と言う方がけっこういらっしゃいました。前奏が始まると多くの方が膝を弾ませたりつま先をぱたぱたさせたりしてリズムを取りはじめました。いつものノリよりだいぶはつらつと軽快に見えます。歌詞や映画の印象なのか、あるいは各自の思い出がそうさせるのでしょうか、一気に若返った様子に見えました。
DSC_0773今日初めていらした方が「わたし音痴だから自分では歌わないで、歌を聞きに来たの」と最初は言っていたのですが、いつの間にか一緒に歌っていました。ここでは歌のうまいヘタはまったく関係ありません。大きな声で歌って、よく呼吸して、誰かと一緒に歌声を重ねて、うたを楽しむことが第一の目的です。どうぞお気兼ねなくご参加ください。
ひとしきり歌ってちょっと一服、ティータイムには後藤さんと田村さんの演奏をご鑑賞いただきます。今日は『なごり雪』と『夜桜お七』が披露されました。後藤さんが「桜にちなんだ坂本冬美さんの歌を…」と言うと、客席から「夜桜お七!」「お~!」と声が上がりました。待ってました!という感じですね。DSC_0780
最後に後藤さんは「熊本への祈りをこめて歌います。もしよろしければご一緒にどうぞ」と『故郷』を歌いました。みなさんも静かに共に口ずさんでいました。
DSC_0782歌声サロンが終わって、演奏家による参加者のお見送りも恒例となりました。みなさんの笑顔と言葉が演奏家の励みとなっています。そうして、「またいらしてくださいね「また来ますね」と再会を約束します。今年度も毎月うかがいますので、どうぞよろしくお願いします!