音楽の力による復興センター・東北は、
文化庁平成28年度文化芸術による子供の育成事業〔東日本大震災復興支援対応〕の
音楽プログラムをコーディネートしています。

雨ざあざあ降りの午後、仙台チェンバーアンサンブルのみなさん（ソプラノ勝又久美子さん、ピアノ門脇麻美さん、ヴァイオリン叶千春さん、チェロ塚野淳一さん、フルート渡邉珠希さん、クラリネット叶光徳さん、パーカッション小林直央さん）が仙台市立広瀬小学校へ「夢いっぱいコンサート」をお届けに行きました。3年生のPTA行事ということで、保護者の方々も一緒にお聴きいただきました。
ソプラノ勝又さんの歌声やパーカッション小林さんの妙技に「うわぁ…」という声が上がりました。

指揮者体験コーナーでは、勇ましいはずの『ラデツキー行進曲』がやさしげにのんびりと今にも立ち止まりそうな曲になってしまって、「がんばれ～」と大人はハラハラしながら見守っていました。
ボディーパーカッションのコーナーでは無邪気な笑い声が沸き、子供たちの素直な反応に演奏家もニコニコしていました。最後に、学校からのリクエスト曲の『にじ』を、演奏に合わせて元気いっぱいに歌ってお開きとなりました。
先生やPTAの方々からは「とても楽しかったです～」「あの子たちがあんなに静かに聴いているなんて驚きです！」とご感想をいただきました。どうもありがとうございます。